四国八十八ケ寺霊場 第56番札所 泰山寺 たいさんじ

住所  愛媛県今治市小泉645  
電話 0898−22−5959 宿坊 有り 100人程度 
     駐車場 40台 大型可




本尊  

地蔵菩薩

開基  

弘法大師

本尊の真言 

おん かかかび 
さんまえい そわか


本堂 大師堂

石垣に囲まれて少し高台にあるこの寺は、左右に細長く伸びた境内には
一列に本堂、納経所、宿妨が並んでいる。宿坊の前にある大師堂は、昭
和60年に建立された。そぼには金剛杖を持ち、菅笠をかぶった大師像が
立つほか、鐘楼、通夜堂、納経所などがある。鐘楼は明治14年(1881)、
今治城内にあった太鼓楼の古材で再建したもの。    

◆見所ですよ!
金剛力士健・びんずる尊
6体の仏像・金剛力士健・びんずる尊書の像白壁塀の外には、6体の仏像
が並んでいる。また、本堂横には金剛力士像と釈迦の弟子であったとされ
るびんずる尊者の像が鎮座している。

不忘松 さんこの松
大師堂のそばにあった不忘松は、弘法大師が一寺を建立した際に御手植
えされたという松の木。1度枯れてしまい、今は古い切り株が残っている。
その横には子株として育っていた4株のうちの1株が構えられている。また、
三脂の松は中国原産の白皮松。菓が3本に分かれているのが特徴で、中
国西安から持ち帰った種から芽吹いたものを大切に育てている。




弘仁六年、弘法大師がこの地を巡錫した時梅雨のため蒼社川の水が氾濫していた。伊之子山(八七二メートル)
附近に源を発する蒼社川は、玉川村から今治市の東南を抜けて燵灘へ流れ込んでいる。そのころこの地に伊
予の国府があったが、国の力では防ぎようがなく、毎年梅雨期になると川が氾濫して田地や家屋を流し、人命
を奪った。農民は恐れ苦しみ、この川を人取川といって悪霊のしわざと信じていた。そこで大師は川原に壇を築
き「土砂加持」の秘法を七座厳修された。満願の日にご本尊地蔵菩薩を感得し、祈願成就したので一寺を建立
してご本尊を安置し、延命地蔵十大願の第一「女人泰産」 から寺名をとられ「泰山寺」とした。後の天長元年(
八二四)淳和天皇の勅願所となり、七堂伽藍も完備、塔中十彷を有する大寺となった。しかしたびかさなる兵火
で縮少し、山麓の現在地へ移建されるのである。 寺は項きから移されたため、山麓を崩し、石垣を積んで高台
にして建てられた。白壁塀の外には七体の仏像が置かれる。昭和六十年(一九八五)に建てられたという大師堂
の横には金剛枚をもち編笠を被った大師像がある。


大師堂は移動しました

社 務 所

納 経 所











近くの観光
別名の大楠
「玉澄さんの楠」として有名な、樹高約22mの大楠。枝張りは約30mと広く、根元に玉澄公の墓石を巻き込ん
でいると言われている。玉澄公は初め、宇摩郡を支配していたが、後に父の後を継いで越智郡の大領となり、
越智郡地方の統−と開拓に努力した人物。彼の墓標と.して植えられたのが、この大楠だ。

玉川近代美術館
田園風景の中にモダンな建物は「美しい町の小さな美術館」として知られる玉川近代美術館。
この施設の設立にあたつては、名誉町民である徳生忠常(とくせいただつね)氏の寄贈を受けたという経緯が
ある。静寂感に包まれた館内には、黒田清輝や菅井汲(くみ)、浅井忠(ちゆう)ら近代洋画の名品に加えて、ピ
カソ、ユトリロ、シヤガールなどの海外作品ダリの彫刻など幅広い分野の有名な作品が展示されている。全350
点の収蔵作品の中で、常時130点が展示されているので見応えも充分。さらに美術作品のみならず二国宝とな
つている町内の遺跡からの出土品も展示。こちらも注目を集めている。


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四国八十八ケ寺霊場会公認先達.四国別格二十霊場会公認先達
770-8071 
徳島市八万町中津山4−129
徳島個人 中村タクシ− 中 村 功
電話 088−653−0280
FAX 088−653−0480
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