四国八十八ケ所霊場 第37番札所 岩本寺

住所  高知県高岡郡窪川町茂串3−13  
     宿坊あり 駐車場15台 大型不可
電話  0880−22−0376

かつては福円満寺といい天平年間、聖武天皇の勅願を奉じた行基菩薩が、七難即減、七福即生を祈念して
仁井田に天の七星を象取って七ケ寺を建立し、その根本寺として福円満寺と名付けた。その後の弘仁年間
(八一〇〜二三)に来錫した弘法大師がさらに五社五寺を増建して仁井田五社、十二福寺と称し大師自ら星
供養曼尊茶羅を書き写し 三国相承の星供秘法を修せられ当寺を四国三十七番札所と定められた。
種々なる由緒を持っている寺だが、年月を経た明治二年の廃仏妻釈令によっていっときの間、廃寺となってい
たが、同二十三年に再興された。この寺には子安桜、戸たてずの庄屋、筆草、尻なし貝、三度栗、口なし蛭、
桜貝など現実と法益を交ぜた七不思の伝説がある。   
    


山 門



本尊 
 阿弥陀如来 
 観世音菩薩 
 不動明王 
 薬師如来 
 地蔵菩薩

開基  
 行基菩薩

本尊の真言  
 本尊は5本尊有り
 ますので真言3回
 づつ5本尊分唱え
 ます

                  本   堂

本 堂 内


大 師 堂

本堂
本堂には天井絵と五つの本尊か祀られる本堂が新しいだけに、すっきりした明るい
雰囲気がある。本堂の内陣格天井絵はおもしろい。仏様や花があれば、マリリン・
モンローもいる。575枚あるとか。個々の存在の輝きが、天井にはめ込まれている
岩本寺は聖武天皇の勅願によって、行基が福円満寺を建てたのが開基という。仁
井田明手申の別当寺で、さらに六か寺を建てて、仁井田七福寺と呼ばれていたと
いう。のちに巡錫した弘法大師が星供秘法の修行をして新しく五か寺を建てて、本
地仏の不動明王、観世音菩薩、阿弥陀如来、薬師如来、地蔵菩薩の五本尊を祀っ
た。先に行基が建てた七か寺とあわせて、仁井田十二福寺と称し、寺勢は盛んだっ
たと伝えられている。嵯峨天皇の勅願所として御領地を賜り、信徒もたくさんいたとい
う。その後兵火で焼失したが、幡多の一条公の力により再興 明治の廃仏毀釈で一
時は廃寺となったが、同22(189)年に再興されている。そういういきさつがあって、岩
本寺には五体の本尊が祀られている。もちろん、本堂では五体それぞれのご真言を
唱える

上右側  歓喜天(聖天)
平成8年に落慶したお堂は、木造でありながら円形という珍しい建物だ。本尊は大聖歓喜自在天で、
歓喜天や大聖歓喜天と言つた名前でも知られている。この歓喜天は元はインドの神主であったが、
仏道修行の誘惑者として様々な悪事を働いたとか。だが、後に仏に帰依し、財宝の神様、博愛の神
様として信仰を集める。一般には商売繁盛、夫婦円満、子授け祈願、病悩祈願、盗難退散、財宝成
就の民間信仰の対象として有名。頭は象、体は人間の姿をしており、単身と双身がある。双身のもの
には夫天が象頭、婦天が猪頭という珍しいものもあるそうだが、この寺に安置されているのは双方とも
象頭の双身のもの。


奥の院・矢負い地蔵
一人の信心深い狩人が、岩本寺の観音様に深い信仰を寄せていた。ある日、獲物が見つからず絶望し
た狩人は、自らの体を矢で射抜くが、一体のお地蔵様に命を救われる。そのお地蔵様は「矢負い地蔵」
と呼ばれ、岩本寺奥の院の本尊となっている。








納 経 所



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この岩本寺から国道56号に出たすぐの所にこの看板が有ります






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