四国八十八ケ所霊場 第35番札所 清滝寺 きよたきじ

住所  高知県土佐市高岡町568−1  宿坊なし 駐車場25台 大型不可
     
電話  088−852−0316


清滝寺は医王山の山腹にある。この札所へは、流汗坂と呼ばれている参道を上る。参道の両側が、みかん細と
竹林から深い木立ちに変わっていく。細くて急な石段を上った奥に、仁王門が現れる。仁王門の天井いっぱいに
竜の絵が描かれている。仁王門からまた石段を上る。ここは海抜400mのところにある閑静な山寺。境内でまず目
につくのは、本堂前に立つている薬師如来の立像だ。高い台座の上に立っている。
養老七年(七二二)巡錫中の行養菩薩がこの地に霊気を感じ、薬師如来を刻んで本尊とし景山密院、釈本
寺と名付けて開基したのがはじまりである。その後の弘仁年間(八一〇〜二三)当山に留錫した大師は、寺の
北方三百メートルの岩上に壇を築き、七日間の修法を行い、その満願の日に金剛杖で壇前を突くと清水が
涌きでて滝となり、溢れて鏡のような池ができた。そこで大師は閼伽片権現、龍王権現を勧請し、それまでの
寺号を現在のものに改められ、四国第三十五番札所と定められた。なお、この寺には平城天皇の第三
皇子にあたる高岳親王の逆修塔がある。薬子の乱に連座したとして皇子の任を解かれ、白観三年土佐の国へ
下国し、当寺で修法された後、さらに求法行脚を唐に求められたと伝えられる人物である。塔は親王の節が
幾久しく当山を守護すへしとして建立されたという。



本尊 
 薬師如来

開基
 行基菩薩

本尊の真言
 おん ころころ 
 せんだり
 まとうぎ そわか

本 堂




本堂前の梅にめじろ

本尊
本尊の薬師如来は、一木造りの彩色像で平安時代の作といわれている。寺宝の鋼造鏡像(かけ仏)は平安
後期から鎌倉時代にかけての作品で、県指定の文化財になっている。

本堂
山門には龍の絵が描かれている。この龍は明治23年に土地の画家・久保南窓が描いたというが、どこに立って
も目が合うことで有名。ここから石段を登っていくと、正面に唐破風の本堂と大師堂が並んでいる。重要文化財に
指定されている薬師如来像は、本堂裏手の宝物殿に安置されている。

厄除けの薬師如来像
本堂の前には高さ15mの薬師如来像が鎮座。ご真言を唱えながらこの像の胎内くぐり〈戒檀巡り)をすれぼ、厄除
けにご利益があるとされるため、お参りする人はひきもきらない。台座の中は大人1人が通れるくらいの狭い階段が






びんずる像

新しくできた護摩堂




納経所前


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