四国88箇所霊場 第23番札所  薬 王 寺 やくおうじ

住所  徳島県海部郡日和佐町  
     電話  0884−77−0023 
     ここのお寺は平等寺と同じく厄除け寺として有名である
肺大師が本堂左側奥に有ります
宿坊有り100人 階段200段程度 男厄42段 女厄33段 駐車場30台 大型可能

近くの宿 うみがめ荘 0884−77−1166 白い燈台 0884−77−1170 弘陽荘 0884−77−1006


日和佐へは平等寺から三つの峠を超える。薬王寺は日和佐の町を一望する山の中腹にあり仁王門から
33段の女厄坂本堂までの42段の男厄坂がある女33歳、男42歳が厄年で厄年の人は
厄銭を落としながら登る。四国一の厄除けの寺だけに年間百万の人が参拝する。特に1月に多い
弘仁六年、弘法大師四十二歳のとき、自他の厄除を誓願してご本尊の薬師如来を刻み、大師の奏聞に
より、平城・嵯峨・淳和の各帝は厄除の勅使を下して官寺とした。文治四年(1188)の災火でご本尊
は玉厨子山へいつたん移られたが、再建後は新しい尊像、が造顕されたため、後向きに本堂へ入られ「
後向薬師」とよばれている。現在の本堂は明治36年の建立。本堂右のゆぎ塔へは61段の還暦
の坂を登る塔内には五智如来が奉安され、階上は寺宝の展示室、また、塔からは美しい日和佐の町並や
大浜海岸が望まれる。阿波霊場もここで打ち終えとなる。ここから24番札所へは約2時間の道のり


本尊   

薬師如来

開基   

行基菩薩

本尊の真言  
 おん ころころ 
 せんだり まとうぎ
 そわか




春の薬王寺 いろんら角度から撮影してみました

 
















本堂
開創以来、幾度かの火災や天正の兵火などで焼失・再建をくり返したが、現在の本堂は明治41年1908)に
再建されたもの。本尊の薬師如来にまつわる不思議な伝説が残っている。文治4年(1188)の火災の時に焼
失を免れるため、自ら玉厨子山に飛び去り、毎夜光りを放っていたというのだ。その後伽藍を再建し、新しい
薬師如来を安置したところ、飛び去っていた薬師如来が再び飛び戻ってきて、新しい像の後ろに座られたとい
う。それからは後ろ向き薬師と呼ばれている。


大 師 堂

厄の落とし方      
厄坂の石段の下には薬師本願経の経文を小石に一字ずつ書いて埋めてあるので、自分の厄年にあたる坂の
石段を踏み、一段ごとにお賽銭を置いて上がる。又、絵馬堂の中に厄除けの臼があるので、自分の年の数だ
け杵でつき鳴らす 更に、広場には厄除けの小さな鐘があるので、これも年の数だけうつと厄が鳴り落ちるという
また正月にはお賽銭として供えながら上るそうで、この時も一円玉で石段が埋まってしまうそうだ。
特に2月12日の初会式は、格別の人出で混雑するという。本堂裏には霊水が湧いている この水はラジウムを
含み、肺の病気に効くといわれているため、肺大師としても信仰されている。ここで「発心の道場」阿波二十三か
寺を打ち終えたことになる。二十四番札所へ行く途中に別格霊場鯖大師がありますので是非お参りいたいそして
次はいよいよ高知県「修行の道場」だ。高知県で最初に訪れる札所は二十四番最御崎寺。室戸岬の突端に建つ
寺へは、太平洋沿いの長いの道を行く。ここから先の遍路道には、徳島県内で見てきた風景とはまた違う、美しい
太平洋の海岸線の自然が広がるが、決して楽な道ではない長い道のりまさに修行の道となることだろう。
「発心の道場」を同行二人で無事打ち終えることができたことを感謝しつつ、修行の道場への巡礼となる





納 経 所


付近の観光スポト

大浜海岸  ウミガメ水族館

日和佐城の歴史
日和佐駅東前方に城山と呼ばれている標高65mの小丘がある。この城山の山頂が日和佐城跡である。元亀・天正(1500年代の初め頃)、
日和佐の豪族日和佐肥前守が、阿波の南部侵入を目指す土佐の長宗我部勢を防ぐためにこの地に城を築いたと伝える。日和佐肥前守
が造った城は、天正十三(1585)年蜂須賀家政が、阿波に入国した際に廃城になったといわれているため、当時の城の形態に関しては、
全くわかっていませんが、城の構えは、山城であったと考えられる。現在は、昭和53(1978)年に日和佐勤労者野外活動施設として完成した、
白亜の天守閣が建っている。



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