四国八拾八カ寺霊場 第15番札所 国分寺 こくぶんじ

住所  徳島市国府町矢野718−1   
電話  088−642−0525

宿坊なし 階段はありません 駐車場は車20台程度可能 道が狭い為大型車は入れません

天平13年(741)聖武天皇が天下泰平を祈願して建立した全国66国分寺中の一つ。当時の規模は寺領二町四方、鎮護国家
の祈願所として七重大塔を備えた大寺院として知られていた。しかし天正年間T573〜1591)、兵火に遭い鳥志沙摩明王
堂(うすさまみょうおうどう)だけを残し焼失。その後長く廃寺となっていたが長年月をかけて行なわれた。まず寛保
年間(1741−3)に本堂が建ち、さらに年月を経た天保年間(一八三〇〜四三)に大師堂が完成している。境内にあ
る鳥瑟沙摩明王堂は、不浄除けの仏様であり、弘法大師が十七日間にわたって修せられたのち刻んだもので、一つの願い
は必ず叶えてくれるということで尊信されている。また、本堂には聖武天皇、光明皇后の位はいを祀っている。本尊は薬
師如来で、寺に祀られている烏す沙摩明王は、眼と体の下半身の病に霊験があるそうだ。家の中にかまどの神様や風呂の
神様が祀られていたのと同じようにトイレの神様として信仰されていて、不浄金剛とも呼ばれているそうだ。







本尊    薬師如来

開基    行基菩薩

本尊の真言  
 おん ころころ せんだり 
 まとうぎ そわか

天成9年聖武天皇が諸国に60の国分寺を建てた
その時の1つである

天成年間の長曽我部お兵火に遭い焼失

庭園
本堂横の庭園は、
文化財保護審議会が国の名勝に指定するよう答申
した庭。池泉観賞式の大庭園で、構造的には東側
の築山泉水庭と、西側の枯山水に大別され、2つの
庭が大洞門で連なった独特の様式を持っている。中
でも青石で石組みした築山の達莱(ほうらい)山、遠
山石、枯滝などはみこたえたっぷり。また本堂西側に
組まれた高さ4.3mの立石は、全国の庭園随一の巨
石としての価値がある。







七重塔心礎
広い境内の片隅に、七重塔の心礎と言われる心礎石が置かれている。天平12年(740)国分寺造営詔勅の
前年諸国に七重塔造営が詔られているので、天平年間テ29〜748)には建立されていたと思われる。この心
礎は環溝型という珍しい形式で、塔の本の地か、興禅寺前のたんぼから発見されている。

大師堂消失した 元あった場所の基礎




鳥枢沙摩明王堂(うすさまみょうおうどう)の明王は弘法大師が刻まれたもので
不浄除けにご利益があります。

お願いお札は納経所で500円です

付近の観光スポット
月の宮ゴルフ場  

阿波史跡公園
徳島有数の古墳地帯に位置し、古代ロマンを想像しながら自由に触れ、学び、楽しめる公園。ここにある
古代の邑(むら)」には、文献や吉野ケ里遺跡を参考に復元された高床式倉庫や竪穴式住居が並ぶ。
すぐ近くには卑弥呼の墓があると言われる神社もある。


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770-8071 
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